100%天然色素!「〇〇」を使ってムラシャン(紫シャンプー)作ってみた!

毎日安心して使える、天然色素でできている『紫シャンプー』ないかなーと、ずっと探しつづけています。。
以前ご紹介した「Ethique」の固形ムラシャンも自然由来の天然色素
ですが、使った後きちんと乾かさないとシャンプーが柔らかくどろどろになってしまったり、意外と無くなるのが早いなどの欠点がありました。(細かく割れちゃうし💦)
ネットでいろいろ調べていると、海外ユーチューバーさんが、
「天然色素を使った手作りムラシャンの作り方」を紹介しているのを発見!
「そうかっ、無かったら作ればいいのね😊」
ものは試しで早速作ってみることにしました!
目次
ムラシャンの効果
ムラシャンとは「紫シャンプー」の省略で紫色をしたシャンプーのこと。
なぜ紫色のシャンプーで髪を洗うかというと、紫色にはブリーチやヘアカラーした髪の黄ばみや赤味を取り除く効果があるからです。
こちらのカラーチャートの対角線の色「補色(反対色)」にはお互いの色味を打ち消す作用が働きます。
黄ばみの髪には紫色を、オレンジがかった赤味には青色を使うとよいってわけですね。
「バタフライピー」の色素を使ったよ!
バタフライピーとはタイなどの熱帯地域に生息する真っ青なお花を咲かせる植物。
あのホスト界の帝王と言われたローランドさんが愛飲している「不老不死のブルーのお茶」がバタフライピーのお茶ということでも有名になりました。
本場のタイではお茶として飲用されている以外にも、お菓子や服の染料として使われたり、美容効果もあることから石鹸やシャンプーにも配合されていたりします。
バタフライピーの効果、効能について
バタフライピーの青い花に含まれている「アントシアニン」は抗酸化作用に優れ、頭皮の血行も良くすることで育毛促進効果があるとも言われています。
原産地のタイでもバタフライピー配合の育毛効果が期待できるシャンプー、コンディショナーが売られていています。
またその強力な抗酸化作用でアンチエイジング効果や美肌効果も期待できるそうなので、スキンケアに取り入れてみるのもいいかもしれません。
♦白髪予防 ♦育毛促進効果 ♦抜け毛予防 ♦眼精疲労 ♦美肌効果 ♦活性酸素を除去 ♦抗炎症作用 ♦老化防止 ♦血液サラサラ効果 |

紫の天然色素が欲しかっただけなのに、育毛効果や白髪防止効果があったなんて嬉しすぎる!
作ってみた!
Youtubeで紹介していた作り方は、
「ドライフラワーを少量のお湯で浸してそこから出た青い色素をシャンプーに混ぜる」というものでした。
このやり方だと、シャンプーやコンディショナーが青い液体でシャバシャバになってしまうので、
私は『バタフライピーパウダー』を使うことにしました!
動画では、あまり長く保存できないからか、2-3回分の量しか作っていませんでした。
ということはこまめに作らなきゃいけないのね。。(ちょっと面倒~💦)
パウダーのほうが使う水分も少ないし、もうちょっと日持ちがいいんじゃないか?と勝手に思い込んで、10回分以上の量を一気に作ってみました
(あくまでも個人の責任で行っております)
材料
- バタフライピーパウダー 大さじ 6杯
- 精製水 大さじ3-4杯
- シャンプー 180ml
- コンディショナー 200ml
- シャンプー&コンディショナー用の容器
- (オプションとしてアップルビネガー数滴)
なんで、シャンプーは180mlでコンディショナーは200mlなの??というと、ただコンディショナーを出しすぎてしまったからです😅
私が使用したのはEtsyで購入したスリランカ産のパウダー。
スリランカから送られてきたので届くまで3週間くらいかかりました💦
パウダーは青というより、砂鉄?のような紺色。
日本でも楽天で30グラム入りが1200~1500円位で購入できます。
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シャンプーを入れる容器はダイソーで購入。
コンディショナーは固めのテクスチャだったので、入れやすい広口のポットタイプの容器にしました。
こちらは地元のディスカウントショップで購入。
今回使ったシャンプーはこちら!
『Native』というアメリカのブランドのシャンプー&コンディショナー
10種類の成分しか入っていないというシンプルなもので、アメリカではターゲットでも売られている庶民的なプチプラブランドみたいです。
バタフライピーの効果を最大限に引き出したかったので、いろいろな化学成分が入っていないもの、そして無色で、できるだけシンプルなものを探していたのでこれはぴったりかも!

シャンプーの元の色はこんな感じ。
紫シャンプーの作り方
シャンプー180mlを計量カップに入れ、そこに大さじ2杯のパウダーを入れて混ぜるだけ!以上!
シャンプーが緩めのテクスチャだったので、そのままパウダーを入れてみましたがうまく溶けてくれました。
もし固めのテクスチャであれば、パウダーに少しづつ水を加えペースト状にしたものを入れた方がいいです。
そうしないと、きれいに溶けません(失敗例以下にあります💦)

シャンプーにパウダーを混ぜた状態。濃いいきれいな青に近い紫シャンプーに変身!
バタフライピーの色素は紫がかった濃い青色なので、黄ばみが気になる方は青から紫にするために、アップルビネガーを2-3滴たらします。
青色色素が化学反応で紫色に変化します!
オレンジや赤味が気になる方はパウダーそのままの色を使うのがいいかと思います。
私は今回はビネガーは入れずにこのままの色素を使うことにしました。
紫コンディショナーの作り方
1.コンディショナー200mlを計量カップに入れる
2.大さじ4杯のパウダーに精製水を少しづつ加えながらペースト状にする
3.ペースト状にしたものをコンディショナーによく混ぜる
シャンプー同様、コンディショナーにもパウダーをそのまま投入したら。。。

まるでヨーグルトとアサイーパウダーみたい
と、溶けない。。。

【失敗例】パウダーを直接入れたら、きれいに溶けずにつぶつぶが残ってしまいました。。。
気を取り直して、
パウダーを水で少しづつ溶いてきちんとペースト状にして、

パウダーに精製水を少しづつ混ぜてペースト状にしたもの

ペースト状のパウダーを混ぜたもの
若干パウダーのつぶつぶがまだ残ってますが、
こんな感じに仕上がりました。
大さじ4杯にしたのは、最初の2杯はそのまま投入して溶けなかったので、さらに2杯をペースト状にして追加したため。
でも結果これくらい濃いほうがよかったので、200mlに対して大さじ4杯の配合で正解でした。
完成~!!👏👏
使ってみた!
ここで先に言ってしまいますが、色素のみの効果を期待するのであれば
「シャンプーは必要ないんじゃないか?!」
という結論に至りました💦
シャンプーの泡は作りたては青くはなったんですが、シャンプー液をつけた手を2分放置し洗い流しても全く色素がついていませんでした。
(洗い流した後の写真がない💦すみません。。)
後日談ですが、作り立ての時はシャンプーの泡がこんなに青かったのに、何かの化学反応?で泡も青くなくなってしまい、シャンプーのテクスチャもなんだかシャバシャバに変化してしまいました。(水のせいではなくパウダーの気がする。。)
パウダーとシャンプーの相性があまりよくない気がします。
でも!
「コンディショナーが凄かった!!✨」
「めちゃくちゃ色素残ってます!!」
写真だとわかりづらいですが、実物はもっと色が沈着して、石鹸で洗っても落ちないくらいでした。
これはかなり期待大です✨
まとめ
- 色素沈着効果だけ狙うなら、シャンプーに混ぜる必要ないかも。
- パウダーをペースト状にしてから混ぜないときちんと溶けないことがある!
- 水を入れすぎるとテクスチャが緩くなるので注意!
ドライフラワーでこまめに作るより、パウダーは溶かして入れるだけなのでとても簡単でした。
今回ご紹介した作り方は私の「こんなもんかな~」具合で作った適当なものなので😅、自分でいろいろアレンジしてみるのもいいかと思います。
私もこれから色々と試行錯誤してもっといい作り方を発見したらまたご報告したいと思います!
コンディショナーの色素沈着効果が予想以上にすごかったので、これから使い続けて経過を見るのが楽しみです😊
同時にバタフライピーの育毛効果も期待できればまたそちらも後日ご報告させていただきます!