食物不耐症検査|遺伝子検査|ミネラル検査|自分の体をもっと知る

もしあなたが、
ブロッコリーやケールは栄養豊富で体にいいからと健康のために毎日食べ続けていて、でも実はそれが自分の体にとっては良くなかったと知ったらショックですよね。。

体にいいと言われているものを常に食べているのに以下のような症状がある場合

  • ダイエットにいいと言われている食べ物を食べているのに一向に痩せない
  • 野菜や果物、たんぱく質などバランスの取れた食事を摂っているけれどそこまで健康だと感じない、疲れやだるさがある。
  • 血液検査や健康診断では異常はないけれど、なぜかいつもだるくて疲れている
  • 腹八分目にしているのになぜか胃がもたれたり、食べ物がきちんと消化されていない気がする
  • サプリメントをきちんと摂っているのにあまり体調の改善がみられない

それはもしかしたら、
自分の体には合っていない食べ物を食べていたり、必要なビタミン、ミネラルが摂れておらず、逆に必要でないものを知らないうちに過剰に摂取していることが原因かもしれません。

化粧品などのスキンケアアイテムもそうですが、皆が良いとか、肌がきれいになったといっている化粧品でも、実際使ってみたら自分には合わなかったという経験をされた方もいるかと思いますが、食べ物も同じで栄養豊富な野菜やくだものなども全ての人にいいとは限らないのではないでしょうか。

最近では『遺伝子検査』『食物不耐症検査』『ミネラル検査』などで各個人のデータを測定し、どのような体質で、何が合っていて合っていないか、また体内のミネラル、栄養素がどのくらい過不足なのかなどを調べることができるようになっています。

『You are what you eat』

英語ではよく”You are what you eat” という言葉を使います。
日本語に訳すと「あなたはあなたの食べるものからできている」という意味になります。
人間や動物の体は食べたり摂取するものから作られていきます。
それぐらい食べるものは重要で、体を作り上げる源になり食べ物に対して身体も良い反応、悪い反応を起こすくらい影響を与えています。

食物アレルギーと食物不耐症の違い

【食物アレルギーとは】

ある一定の食べ物を異物として認識した体は、自分の体を防御するためそれを排除しようとして免疫機能が過敏に働いて起こる反応
症状が瞬時に現れ、時には生命にかかわるような症状を引き起こす

食物アレルギーの症状:
じんましんや皮膚の赤み、むくみや腫れ、咳、喘息発作、呼吸困難、嘔吐、腹痛、下痢など

【食物不耐症とは】

特定の食べ物に対してその食品を分解する消化酵素が先天的または一時的にない、または少ないため消化しきれない症状
時間をかけて症状が現れ、不調を感じることはあるが、生命にかかわるような症状は引き起こさない

食物不耐症の症状:
慢性疲労感、皮膚のかゆみや炎症、下痢、食欲不振、腹部膨張感、お腹の痛み、ガスがたまる、嘔吐(または吐き気)、慢性的な咳、喘息、気管支炎、鼻炎、慢性頭痛、うつ病、関節炎、痛風、不妊症、生理不順、PMS、貧血、気分のむら、不安感、うつ状態など

よく、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしてきて下してしまうという人がいますが(私もそうです)、そのような人は乳製品に含まれる乳糖不耐症かもしれません。
オーストラリアでは70人中一人(実際はもっと多いと言われています)が小麦などに含まれる成分”グルテン”に対して耐性がないグルテン不耐症だと言われています。
オーストラリアではグルテンフリー製品が充実しており、パスタやパン、醤油もグルテンフリーのものがスーパーで購入でき、メニューにグルテンフリーを記載しているレストランも多いです。

遺伝子(DNA)検査とは

遺伝子検査とは遺伝子を構成している細胞のDNAの配列を調べる検査のこと。
遺伝子情報を読み取り解析することで、人それぞれの体質や、病気の発症リスクなどを知る事ができると言われています。

例えば生まれつき遺伝でお酒に強い、弱いとかガンのリスクが高い、低いなど、その人がもつ体質を知ることで生活習慣を見直し病気になるのを事前に防ぐことができます。

また、美容面では、生まれもった老化遺伝子によって人それぞれ肌の悩みの”根本的原因”が異なるのだそうです。
自分の遺伝子を調べることによって自分がどのタイプの肌、髪質なのかを調べ、それに合った老化対策アドバイスがもらえるという遺伝子検査もあるようです。
高価な化粧品を使い、間違ったケアをし続け、逆に老化を進行させていたなんていうことは避けたいですよね。

他にも遺伝子検査によって、自分の肥満傾向がわかったり、それぞれの体質に合ったダイエットができるので、色々試す時間もお金も無駄にならずに効率よくダイエットができるということでじわじわと人気が出始めているそうです。


毛髪ミネラル検査とは

毛髪ミネラル検査とは、採取した自分の毛髪からどの食べ物に対して食物不耐症があるか、体内に必要なビタミン、ミネラル、栄養素の過不足、有害な重金属の残留を調べる検査のことです。なぜ毛髪を採取するかというと、血液検査や尿検査は即時的な計測となり直前に摂取したものが分析結果に影響を与えてしまう可能性があるのに対し、毛髪は必須栄養素や、有害ミネラルなどの情報を長期的に日々記録しており、また毛髪中に含まれているミネラル濃度は血液や尿の100倍以上と高いため、血液や尿よりも明確な数値で検知することができるということです。
欧米ではすでに数多くの医師が毛髪検査を医療診断で活用しています。
ちなみに、私は毛髪で食物不耐症検査、ビタミン検査、ミネラル検査、ホルモン検査を実際に行いました。
詳しくはまたブログでご紹介させていいただきます。

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感想(29件)

ナチュラル成分がすべていいとは限らない!?

私が食物不耐症検査をした会社は食べ物以外にも 重金属に対してのセンシティビティテスト(過敏性テスト)も検査してくれました。
その中で私は「亜鉛」に対して反応するというデータ結果が出ました。
しかも低、中、高のうち高レベルの要注意レベルとなっていました。
この亜鉛には酸化亜鉛も含まれ、酸化亜鉛自体は悪い成分ではなく、ジンクという名前で合成ケミカル無添加のナチュラル系ファンデーションや日焼け止めなどによく使用されている成分です。
以前アメリカのブランドのナチュラル&ビーガンのミネラルファンデーションと日焼け止めを愛用していました。ここの商品は一切合成ケミカルを使用しておらず、ピュアで安全な製品でお値段もお手頃で気に入って使っていましたが、この時期になんだか肌が痒くなっていることに気がつきました。最初はナチュラル化粧品には全くの疑いも持たなかったのですが、日焼け止めを顔に塗った後には決まって顔が痒くなり、ブツブツができているので、一旦使用を中止したらかゆみもブツブツもおさまりました。
この検査結果で、酸化亜鉛(Zinc Oxide)の過敏症だと知ったときには腑に落ちました。
この会社のミネラルファンデーションにも酸化亜鉛が含まれおり、特に日焼け止めは酸化亜鉛が主成分となっていたので反応が著しく出てしまったようです。
お気に入りのファンデーションまでもが使えなくなるのは残念でしたがこのまま知らないで使い続け炎症がひどくなるということにならなくてよかったです。
いくらナチュラル成分だから安全といっても私の酸化亜鉛のように、何かの植物成分や天然オイルなどに過敏に反応してしまうということもあり得るのです。

まとめ

食物アレルギーよりも症状が緩やかな食物不耐症に関してはあまり気に留めないという人も多いのではないでしょうか。
検査によって普段何気なく感じていた不調の原因がわかるのはいいことですが、日本ではまだまだ検査をしている機関も少なく、価格もちょっと高めでなかなかすぐには検査ができないという人も多いと思います。なのでまずは、食べ物に対して食べた後の体の変化や症状などをメモしたり記録をしておくのもお勧めです。
どの食べ物を食べると胃がもたれるとかお腹が張るとかも消去法で絞り込んでいき、いったんそれを食べるのをやめてみて身体の変化を見てみるのもいいかと思います。
そしてどの食べ物に対して不耐症があるかわからないうちは同じものをずっと食べ続けるのも避けたほうがいいと思います。
化粧品に関してもかゆみなどの反応が出た場合は、成分表を見てどの成分に反応しているかなど絞り込んでいけたら、合わない化粧品を買うということも避けられると思います。
食べるもの、つけるもので自分の体がどのように反応するか、変化するかをぜひ観察してみて下さい。

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